いよいよ11月。新しい挑戦です。
東京で活躍するクリエイター集団「Tokyo Media Interaction」による音響空間と共に、伝統と革新を取り込み挑むユニット 1÷0 と望月太満衛が「 (1÷0)² 」としてタッグを組み、金沢アートグミで展示を開かせて頂く運びとなりました。
無形の音楽を自身の活動としながらも元々美術が好きなこともあり、兼ねてより有形の表現にも興味がありました。今回ご縁が繋がりTokyo Media Interaction様と1÷0様と共に、皆様に新しい興味と疑問と体験を地元金沢でお届けしたいと思っております。
展示作品はどなた様も無料でご覧頂くことができます。また、会期初日11/30(土)オープニングと、会期最終日12/23(月)クロージングには、奏者によるライブパフォーマンスを行います(要予約)。
「いや(1÷0)²って何ぞや?」だと思いますので笑、詳細のほうにもリンクを用意致しました。ご覧頂けましたら幸いです(ヘッドホン推奨)。
バキバキに楽しむ私達を、お客様にメキメキに楽しんでもらいたい。予約は私のほうでも承りますので、お気軽にご連絡くださいませ。
また、フライヤー設置にご協力頂けるお店等のご連絡もありましたら大変嬉しく思います。m(__)m
ライブと展示、共に、たくさんの方にご来場頂きたいと思っております!!!どうぞよろしくお願い申し上げます。
▼以下詳細です▼
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【金沢アートグミ第4回企画公募展「メトミミノサキ」】
2016年に認定NPO法人となった金沢アートグミは、頂いた寄付金を活用した企画公募事業をスタートしました。第4回となる本年は、『Tokyo Media Interaction』と邦楽囃子方の望月太満衛氏のユニット「(1÷0) ²」による展示&ライブパフォーマンス『メトミミノサキ』を開催いたします。
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▷メトミミノサキ
視覚という能力をもつ眼球は、体の中で唯一飛び出している臓器である。
それが、なぜ体外に出ているのか。
耳は頭部の中に格納された器官であり、振動を音に変容するためのものである。
それが、なぜ体内にあるのか。
目と鼻の先の如く、なぜ目と耳はこんなに近くに、水平にあるのか。
この展示を体験して、あなたなりの答えが出るかもしれない。
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▷展示作品
In the Garden (11/30~12/23)
氾濫した情報や装飾を制限し、本質のみを残すミニマリズムの概念と共に、無限とも言える想像的余地を残し、美に昇華する枯山水は、すでに平安期に確立されたインスタレーション作品だが、現代においても表現の進歩にヒントをあたえつづける。
今回のプロジェクト「メトミミノサキ」では、枯山水本来の本質的意義と精神性を抽出し、その再現を試みるが、媒体は庭ではなく、音と映像を用いる。伝統と現代が隔たることなく共存する金沢は、このプロジェクトの土壌として理想的な場所である。
今回、ゲストに邦楽囃子方の望月太満衛氏をお迎えし、ユニット名を(1÷0) ²とアレンジして、本作品を出品する。
展示制作:Tokyo Media Interaction
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▷ライブパフォーマンス
融解|融合 (11/30,12/23) 要予約
邦楽器の演奏という、生身の人間でしか出来ない表現そのものを、MAX/MSPという、先端的ソフトウェアで変容し、解体、再構築をする事で、人力とシステムの表現の限界に挑むユニット。作品コンセプトにこめられた強固な精神性と共に圧倒的質量の音と映像を用いて、伝統芸能でも現代アートにも括られない、或いはその両方であるとも言える何か、を起爆的に表現する。
融解/11月30日(土)18:00開演(17:30開場)
融合/12月23日(月)18:00開演(17:30開場)
チケット/前売2,000円・当日2,500円(ワンドリンク制)
出演 (1÷0) ²
尺八:黒田鈴尊
囃子:望月太満衛
映像:宮本MAX
ディレクション:Asano5
【ご予約】
予約/ichiwaruzero@gmail.com
または 金沢アートグミまで(TEL.076-225-7780・水曜休)
11月30日はパフォーマンス後にレセプションパーティーが開催されます。
(ヘッドホン推奨)
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【企画・出演】
望月太満衛(http://tamaemochizuki.com/)
1988年生まれ。金沢市出身。
3歳で初舞台。幼少より祖母 杵屋喜澄 (望月太以)、母 杵屋喜三以満(望月太満)の手習いを受け、長唄を人間国宝 十五代杵屋喜三郎、囃子を十二代目望月太左衛門に師事。 長唄方として杵屋喜三継の名も持つ。 2011年 東京藝術大学音楽学部邦楽科邦楽囃子専攻卒業。現在は金沢を拠点とし東京をはじめ全国各地で古典を中心に演奏活動を行う。また、異なるジャンルとのコラボレーションにも積極的に取り組む。長唄協会会員。金沢素囃子子ども塾講師。
Tokyo Media Interaction (https://mediainteraction.tokyo/)
Tokyo Media Interactionは、音楽とメディアアートを軸とした総合的な創作活動を実現するためのプロジェクトチームです。「芸術の敷居を下げつつ、芸術を前進させる」というコンセプトを元に活動をしています。現代音楽や現代美術といった研究とも言える創作の領域が、一般の人にとって敷居が高いものであることに問題意識を持ち、いかにして強いコンセプトやメッセージ性を維持しつつ、多くの人に理解・共感される作品を創作できるかを模索することを目的としています。
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金沢アートグミ第4回企画公募「メトミミノサキ」
会期:2019年11月30日(土)~2019年12月23日(月)
時間:10時−18時 水曜定休
主催:認定NPO法人金沢アートグミ
協力:北國銀行、アートグミにご寄付いただいた皆様
後援:金沢市、北國新聞社、北陸放送、北陸中日新聞